2022.11.07
日曜日の午前中スーパーに買い出しに行って、もう11月だというのに馬鹿みたいにギラつく太陽の下をぷらぷらと家路に歩いていると発泡酒の缶ビールを一本だけ小脇に抱えた婆さんが「ちょっとすいません」と俺に話しかけて来て「〇〇の〇丁目はどこですかね?」と尋ねた。まさに婆さんが俺に話しかけてきたその場所こそが〇〇の〇丁目であった。ここは既におばあちゃんの言ってる〇丁目だがおばあちゃんはどこに行きたいんだい?と聞いてみると、婆さんは家に帰りたいんだと言うので難易度高いじゃんと俺は思った。俺には5歳の息子がいてちょうど七五三の歳…...